こんにちは。メイクアップアーティストの千佳です。
先日、姪っ子とディナーを楽しみました。すっかり大人っぽくなり、メイクも楽しむようになった姪っ子ももう20歳。年月が経つのも早いものですね。
そんな姪っ子が私に教えて欲しい事があるとのこと。私に、なんて嬉しいことをいってくれるじゃないですか〜
教えて欲しい事
それはメイクについてでした。
そりゃそうですよね。
で、何かと言うと、
「アイメイクが崩れやすくて、すぐにパンダ目になってしまう」との事。
という事で、本日はアイメイクを崩れにくくする方法をお伝えします。
とっても簡単な方法ですので、誰でもする事が出来ますよ!
あらためて専用の化粧品を買う必要もありません。
おうちにあるグッズで簡単に出来るので、明日からでもすぐに実践出来ます。
そんな簡単なアイメイクを崩れにくくする方法をお伝えする前に、まずアイメイクが崩れる原因からお話させて頂きますね。
アイメイクが崩れる原因
アイメイクが崩れやすいということは、上瞼と下瞼の油分が多いということ。
お肌には油分を作り出す機能があります。
そんなお肌の上に日焼け止めやファンデーションなどの油分の多い化粧品を塗ります。
すると、お肌の上は油分だらけに…
油分には汚れを溶かして、落とす効果があります。
まさしくこの効果がアイメイク崩れの原因なのです。
原因を知ったところで、次はアイメイクを崩れにくくする方法をお伝えします。
アイメイクを崩れにくくする方法
ファンデーションにはパウダー、リキッド、クリーム、オイル、スティックなど色々なタイプがありますが、どのタイプのファンデーションにも油分が含まれています。
上瞼、下瞼にこの油分が入ったファンデーションを塗ってしまうと、お肌の上は油分過多になってしまいます。
どんなにファンデーションの後にフェイスパウダーを重ねても、メイクをして時間が経つにつれてお肌自体から油分がでてきますので、お肌の上は油分過多になってしまいます。
お肌の上が油分過多になると、その周辺のメイクを溶かしてしまうのです。
それによってアイメイクが崩れてきてしまうのです。
上瞼も下瞼も日焼け止めは塗りますが、ファンデーションは塗らないで下さいね。
塗らない箇所としては、上瞼は眼球の上全体、下瞼は涙袋のところです。
範囲としては小さいですので、ファンデーションを塗らなくても、お肌が汚く見える心配はありませんのでご安心下さいね。
ファンデーションを塗らなかった代わりに、フェイスパウダーをしっかりとのせて下さい。
後々にお肌からでてくる油分を吸収させる為にフェイスパウダーをのせます。
この時はパフでは目の際にまでしっかりとフェイスパウダーをのせられません。
アイシャドウブラシを使って、目の際までしっかりと丁寧にフェイスパウダーをのせて下さいね。
この作業にはゆっくりと時間をかけてでも、丁寧に行って貰いたいです。
まつ毛の生え際までしっかりとフェイスパウダーをのせて下さい。
あと目尻の際にもしっかりとフェイスパウダーをのせて下さい。目尻の際はシワがより易く、メイク崩れしやすいので、フェイスパウダーを3度つけして頂きたいです。
フェイスパウダーをお持ちでない方は、アイシャドウのベースカラー(ベージュ)でも大丈夫です。パールなどは入っていない、マットタイプのアイシャドウをお使い下さいね。
アイシャドウ、アイラインをした後はマスカラを塗る前に、綿棒を使ってまつ毛についた汚れを落として下さい。
アイシャドウやアイラインを塗ると、少なからずまつ毛にそれらがくっついてしまうのです。
まつ毛にくっついたその汚れをマスカラを塗る前にしっかりと落としておかないと、マスカラが密着しにくくなり、せっかくのウォータープルーフでも元のまつ毛に密着出来ていないので、落ちやすくなってしまうのです。
マツエクをされていても、まつ毛にくっついた汚れを落としておかないと、時間が経つにつれてその汚れが落ちてきてパンダ目になってしまいます。
やり方は簡単!
まつ毛の下にティッシュを置きます。
まつ毛の上から綿棒で撫でつけます。
するとティッシュにアイラインやアイシャドウがくっついてきますよ。
これがまつ毛にくっついたアイラインやアイシャドウです。
これをしっかりと拭き取っておかないと、目の周りにこの汚れが落ちてきてしまうのです。
これがパンダ目の原因になるのです。
まとめ
■フェイスパウダーはアイシャドウブラシを使って、目の際、目尻の際にしっかりとのせる
■アイシャドウ・アイラインの後は綿棒でまつ毛についたアイシャドウ・アイラインをふき取る。
いかがでしょうか?
専用のパウダーなどは必要ありません。お手持ちの物で出来ますので、明日からにでもすぐに出来ますよ!
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私も以前はアイメイクの崩れにかなり悩まされていました…
お昼過ぎにトイレに行って鏡を見ると、もう目の下がパンダ目に…これが真夏になるとお昼前にはパンダ目になっていました。
自分がパンダ目になりやすいのを分かっていたので、常に目の下をサッと指で拭う癖がついてしまいました…
そしてメイクアップアーティストになり、ニューヨークコレクションのショーメイクをしていた時、
かなり派手な色のアイシャドウを塗り終わり、アイラインをまつ毛の生え際に描き始めたら、まつ毛から先程つけたアイシャドウがフワフワ~っとモデルさんの下瞼に落ちてきたのです。
それを見て、気付いたのです。まつ毛にこんなにアイシャドウがくっついていたのだと。
アイシャドウの色が普段の生活では使わないような派手な色だからこそ、まつ毛から落ちてきたことに気付けたのだと思います。
そのことに気付いてから、アイラインとアイシャドウをした後に、まつ毛をティッシュで拭ってみました。
するとティッシュにアイシャドウやアイラインがつくではありませんか。
このまつ毛についたアイシャドウとアイラインを、どうやったらまつ毛の根元から拭うことが出来るのか試行錯誤した結果、まつ毛の下にティッシュ置き、上から綿棒で挟んでふき取る方法が1番綺麗に落とす事ができました。
この方法をしてから、私はどんなに暑い夏でもパンダ目になりません!
姪っ子もLINEをくれて、『パンダ目にならない~』と喜んでくれました。
ご紹介した3つの方法を全てやると本当に1日中、アイメイクが崩れませんよ。
特に3番目の綿棒テクは効果てきめんですので、アイメイクの崩れにお悩みの方は是非やってみて下さい。
以上です。
最後までお読み頂き、有難うございました。
メイクアップアーティストの千佳でした。