こんにちは。メイクアップアーティストの千佳です。
先日、明治安田生命調べの「新入社員が選ぶ理想の上司」が発表されました。この春に新入社員として働き始める若者達が選んだ理想の上司とは?
この顔ぶれを見ると、現代の若者の内面が透けて見えますよ。
その顔ぶれとはこちら!
新入社員が選ぶ理想の上司
男性編
1位 内村光良(昨年1位)
2位 松岡修造(昨年11位)
3位 タモリ(昨年2位)
女性編
1位 水卜麻美
2位 天海祐希
3位 吉田沙保里
この顔ぶれに共通するキーワードは
親しみやすさ
現代の若者たちは上司に「親しみやすさ」を最も求めていることが分かりますね。
では以前はどうだったのでしょうか?
10年以上前にも「親しみやすさ」は支持されていましたが、それと同じくらい「頼もしさ」「指導力」「実力」なども支持をされていました。
でも2018年では
頼りになる上司は慣れるまで時間がかかる
「親しみやすさ」も「頼もしさ」もすべて備わっているより、ちょっと弱点があった方がよい
という意見がでてきています。
もう「頼もしさ」が求められている時代ではないのです。
「背中を見ろ」「背中で働け」「仕事は目で盗め」という考え方は現代の若者には通用しないのです。
これらの意見から見て取れるのは、現代の若者はより人間らしい上司を求めていることです。
より人間らしい上司
アメリカではずーっと前から人間らしい上司が求められ、またそういう上司が評価をされます。
アメリカではとりあえず褒め言葉から入ります。
「よくやった、凄いよ!」「君の仕事は相変わらずクールだね」とか、こんなことを言ってくれるので、ついつい有頂天になってしまいます。
でも最後の一言に本心が隠されています。
「ここを直したら、さらに良い」みたいな事を最後にサラッと言って、ニコッと笑って去っていきます。
要はダメだしがでたという事。
ダメ出しを伝える時、アメリカ人は最初は褒め言葉から入り、最後にダメだしをするのです。
日本の場合だと、どうでしょう?
まずはダメだしから入りますよね。褒め言葉は一切なし。そして笑顔もなし。
ダメだしをされると、気持ちが落ち込むし、やる気が失われますよね。自分ってダメなんだ、と自信を失うこともあります。
私もそうでした。
日本ではダメだしの連続で心が折れる事が何度あったことか。褒められた事なんて記憶にないです。
そんな時にアメリカ本社から来たメイクアップアーティストがすごい褒めてくれたのです。
アメージング!を連発してくれました。もちろん最後にダメだしがありましたけど。
でも嘘でも笑顔で褒めて貰えると、嬉しかったし、自信もつくし、何よりやる気がでました。
褒め言葉は言わなきゃ伝わらない
人ってやっぱり褒めてもらうと更に頑張れるじゃないですか。
「日本では言わなくても分かるだろう」という言葉がありますが、コレは違うと思います。
何を考えているか、何を思っているかが分かる関係になるには、仕事上の関係ではまず無理だと思います。
ましてや部下と上司なんて絶対に無理です。
だからビジネスでは褒め言葉は必要なのです。
褒め言葉って簡単ですよ。
「凄いね!」「いいね!」のひと言でいいのですから。
しかもこの言葉も、この言葉を発するのも無料です。タダなのです。
この無料の言葉を言うだけで、相手がいい気分になって、人間関係がスムーズにいくのです。
簡単ですよね?
欲を言えばニコッと笑顔がついたら完璧です!口角を上げるだけでいいのです。
明日からでも褒め言葉を言ってみて下さい。周囲からの評価が変わりますよ。
そして物事が好転していくはずです。
最後までお読み頂き、有難うございました。
メイクアップアーティストの千佳でした。