こんにちは。メイクアップアーティストの千佳です。
もう8月も半分が過ぎてしまいましたね。
夏も後半です。
そしてやってくる秋冬!
小物使いなどでお洒落を楽しめる季節です!そしてメイクもメイク崩れを気にする必要のない秋冬の方が、色々と楽しめる季節ですよね!
本日からは2018~19年秋冬のメイクのトレンドについてお話させて頂きます。
本日はベースメイク!
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2018~19年秋冬のベースメイク
全体のトレンドとしては、2018年春夏の艶肌ブームが終息し、よりリアルな肌作りへとシフトチェンジ!
あえて必要以上に隠さない生肌が、お洒落なお肌です。
ということで、ファンデーションの厚塗りは、もはやNG!
そばかすもその人らしさの一つと捉えられ、あえてカバーしないのが、これからの流れに。
NYコレクションでも下地だけでファンデーションを塗らないベースが多く見られました。
この秋冬のベースメイクは、肌のトーンを整えるくらいでOK !と考えて下さいね。
この生肌を演出してくれるのが、艶っぽすぎず、マットすぎず、潤いに満ちた“究極の素肌感”を実現するセミマットのファンデーション!
新作ファンデもセミマットのファンデーションがたくさんでていますよ。
ロエベ
まさしく2018~19年秋冬を代表するようなベースメイクです。
マット肌仕上げ。ちなみにリップもマット仕上げです。
お肌の色むらはカバーしていますが、無理にクマを隠そうとはしていません。
頬の赤みも隠さず、ファンデーションから透けて見えています。
そのため、チークはなし。
この作りこまない素肌ぽっさを残したベースメイクが今風です。
素肌っぽさを残しているのに、カジュアルになり過ぎないのは、眉毛・アイライン・リップラインの3か所のラインをしっかりと描いているから。
この3か所のラインをしっかりと描くと、眉毛・目・唇のアウトフレームがグッと締まるので、お顔がぼやけた雰囲気にならないのです。
そのため、素肌っぽさを残したベースメイクでも、きちんとしたエレガントな雰囲気を演出することが出来るのです。
ヴァレンティノ
こちらもチークなしのベースメイク。
上記のロエベのメイクと比べると、少しフレッシュな印象。
ポイントはリップ。
無色のリップクリームでツヤを加えているため、マットなリップよりも、カジュアルでフレッシュなイメージに仕上がっています。
アーデム
こちらもチークなしのベースメイク。
上記の2つのメイクに比べ、赤みの少ないカラーのファンデーションをオン!
血色を抑えたかっこいいマット肌を作りあげています。
これぞ『ミニマムメイク』といった、都会的なメイクです。
この都会的な雰囲気は、ムダな色は使わず、無彩色カラーのみで仕上げているから。
無彩色とは白・黒・さまざまな濃度のグレーのこと。
この色を使わない潔さと、マット肌仕上げが、甘さや柔らかさを一切排除した都会的なメイクに仕上がっているのです。
ランバン
これぞ大人のナチュラルメイク!
シミ・ソバカス・ホクロはあえて隠さず、お肌の色むらだけをカバー。
眉毛も描きすぎず、毛流れを整える程度。
アイシャドウもチークも一切なし。
目もとは、まつ毛をカールアップする程度。アイシャドウものせません。アイラインもなし。
唇にはカラーバームなどでほんのり色をのせるだけの、究極のミニマムメイクです。
この潔さが大人の余裕を際立たせます。
このメイクはお歳を重ねれば重ねるほど輝くメイクです。
女優の八千草薫さん、吉永小百合さんを見て、綺麗・可愛いと感じる女性は多いと思います。
もう少し若い方だと、桃井かおりさん、風吹ジュンさんあたりでしょうか。
さらにお若い方だと、天海祐希さん。
そしてもっとお若い方だと、石田ゆり子さん。
皆さん、ナチュラルメイクですよね?
もちろん皆さん、元々お綺麗なのです。
でも元々お綺麗なのに厚化粧で残念になっている女優さんっていらっしゃいますよね?
そんな残念な彼女達を見て、あんなに厚化粧しなくていいのに・・・と思ったことありませんか?
女性は歳を重ねれば重ねるほど、どんどんナチュラルメイクにしていった方が素敵なんですよ!
その際の注意点を1つ!
この注意だけは必ず守って頂きたいのです。
これを守らないと、ただ疲れた女性・やつれた女性に見えてしまうのです。
ですから、この注意点は必ず守って下さいね。
その注意点とは、髪の毛!
歳を重ねれば重ねるほど、髪の毛に手をかけて頂きたいのです。
歳を重ねれば重ねるほど、誰でも髪の毛は細く薄くなっていきます。
それは仕方ないことです。
が、その細く薄くなった髪の毛でも綺麗にブロー&セットしてあるだけで、女性らしく見えるのです。
綺麗にブロー&セットされた髪の毛は、その人を何倍にも綺麗に見せてくれるのですよ。
そして何よりお若く見せてくれます。
お顔は正面・左右と3方向から見られますが、髪の毛は正面・左右・後ろと360度 全方向から見られます。
ですから、お顔以上に髪の毛にはもっともっと意識して気を使って欲しいのです。
どんなに綺麗にメイクをしていても、髪の毛がボサボサだと綺麗には見えません。
それどころか、不潔な女性・だらしのない女性・疲れた女性・やつれた女性に見えてしまいます。
メイクを好きな女性の方ってとっても多いのですが、世の中、髪の毛に関してはまだ意識が低い方が多いのが現実です。
街中で残念な女性をたくさん目にします。
2018~19年秋冬はナチュラルベースメイクに、綺麗にブロー&セットした髪の毛の素敵でお洒落な女性を目指して下さいね。
本日は以上です。
こちらもよろしくお願いします!
最後までお読み頂き、有難うございました。
メイクアップアーティストの千佳でした。