こんにちは。
メイクアップアーティストの千佳です。
すっかりご無沙汰してしまいました。
申し訳ございませんでした。
7月はニューヨークにお仕事に行っていたのですが、ニューヨークでも暑いなぁと思っていました。
が、先日日本へ帰国したら〜
湿度が…
そして朝からすでにかなり蒸し暑くて…
日本の蒸し暑さに、あらためてびっくりしちゃいました。
これだけ蒸し暑いと、汗がとまりませんね…。
という事で、本日は汗をかいてもメイク崩れしにくいファンデーションについてお話をさせて頂きます。
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日本の夏はメイク崩れしやすい
夏本番の日本。
ジリジリと照りつける太陽の暑さだけならまだしも、日本の夏は湿度が…
ジメジメ蒸し蒸しの原因であるこの高い湿度のせいで…かなり暑く感じますよね。
世界各国を旅している私の友人の1人であるアフリカ人が
『体感的に日本の夏が1番暑い』
と言っていました。
タイ人の友人も日本に来て、
『暑すぎる~』
と言っていました。
そのくらい日本の夏は、体感的に暑く感じ、また不快な暑さのようです。
体からは汗が吹き出し、お顔からも汗や脂が滲みでてきてしまったりと、本当に不快指数マックスの日本の夏。
汗をかいて、いつもつけているファンデーションが落ちてしまっており、キープさせたいと思ってしっかりメイクすると厚塗り感が出てしまったりと、夏のファンデーション選びで悩む方も少なくないと思います。
夏はただでさえメイク崩れしやすいですが、日本の夏は湿度も高いので、更にメイク崩れしやすいですよね。
そして室内に入るとクーラーが!
外から室内へ入ってきた時は、涼しくって、一気に汗がひっこんで、快適ですよね。
でもしばらく室内にいると…、寒く感じるほど…。
贅沢な悩みですが、クーラーがききすぎている建物が多いですよね。
このクーラー、お肌の大敵であることをご承知でしょうか?
クーラーによる冷気はお肌を乾燥させてしまうのです。
暖房と同じです。
ですから、クーラーがよくきいた室内は何気に乾燥しているんですよ。
このクーラーの冷気の乾燥によって、お肌が乾燥してしまいます。
お肌が乾燥すると、お肌を潤わそうと皮脂がお肌から分泌されます。
この皮脂によって、メイク崩れしやすくなってしまうのです。
日本の夏は、ジメジメ蒸し蒸しの暑さによってでる汗や皮脂によるメイク崩れはもちろん、実は冷房による乾燥が原因のことも結構多いんですよ。
厚塗り厳禁
夏は日焼けが怖くて、どうしても日焼け止めやファンデーションを厚く塗ってしまう方、少なくないんではないでしょうか?
まず、どんな季節でも厚塗りメイクはダメです。
厚塗りメイクは古臭いですし、老けて見えてしまいますよ。
特に、夏は素肌っぽいお肌作りが重要!
素肌っぽいお肌は涼しげな印象を与えます。
そして何より若々しく見えるのです。
実はファンデーションを厚く塗っても、薄く塗っても紫外線防止効果はあまり変わりません。
紫外線防止効果を求めるのであれば、やはりファンデーションの前に塗る日焼け止めが重要なんです。
日焼け止めを丁寧に薄く2度塗りすれば、紫外線対策はバッチリですので、ご安心下さいね。
日焼け止めをしっかりと塗って貰えば、ファンデーションは薄く塗る程度で十分ですよ。
その時に使うファンデーションですが、おすすめはパウダーファンデーションです。
今のパウダーファンデーションはとっても進化しています。
仕上がりはまるでリキッドファンデーションやクリームファンデーションのように、カバー力が高いものや素肌感が出るものがとっても多いんですよ。
軽いつけ心地のパウダーファンデーションをサラッと塗るのが、夏の汗に崩れにくいベースメイクの鉄則です!
パウダーファンデーションを薄く塗って、お顔に1枚の膜を張るイメージ。
これでファンデーションによる紫外線対策は大丈夫です。
なぜなら日焼け止めでしっかりと紫外線対策をしているから。
ですから、くれぐれもパウダーファンデーションを厚く塗らないようにして下さいね。
パウダーファンデーションの上手な塗り方
パウダーファンデーションを付けるとき、スポンジを使う方が多いと思います。
スポンジにファンデーションを軽く1回取ったら、お顔の半分を仕上げます。
そしてもう1回ファンデーションをさっと取って、逆側の半分にスーッと伸ばしていくだけ。
これを読んで、どう思われましたか?
ファンデーションを取る回数が少なくない?
と、思われましたか?
そう思われた方、ファンデーションを塗りすぎですよ!
一般の方のパウダーファンデーションのつけ方を見ると、スポンジにファンデーションをつける回数が多いことに驚かされます。
左頬で1回、右手頬で1回、額で1回、お鼻で1回、口周りで1回、とって塗っている方、少なくありませんよ。
これだと計5回!
ダメダメ、塗りすぎです〜!!!
それにファンデーションがもったいないです。
これではあっという間にパウダーファンデーションがなくなってしまいますよ。
こんなに塗っていたら、いくら崩れにくいパウダーファンデーションでも崩れやすくなってしまいますよ。
パウダーファンデーションをスポンジに取る回数は2回!
では「パウダーファンデーションの上手な塗り方」を詳しくご説明していきましょう。
- スポンジの片面にファンデーションを取ったら、片側の頬から塗り伸ばします。
そしてそのままお鼻の半分、次に額の半分、最後に口周りの半分に塗り伸ばして下さい。
この時、スポンジにパウダーファンデーションを追加でつける必要はありません。 - 目の際、小鼻周り、口角は、スポンジを折り畳んだ角を使って、塗って下さい。
- 次に、スポンジの同じ面に、またファンデーションを取り、逆の半分を同じ様に塗ります。
- お顔全体にパウダーファンデーションを塗り終えたら、ファンデーションがついていないスポンジの面を使って、顔周りを優しく撫でて、顔周りのファンデーションを首筋や耳、髪の生え際と馴染ませて下さい。
- 気になる箇所があったら、ここでその箇所だけもう一度ファンデーションをのせます。
その時は折り畳んだスポンジの角にちょこっとパウダーファンデーションを取り、気になる箇所にのみ、ポンポンと押し付けして下さい。
くれぐれも横に伸ばさない様に!横に伸ばしてしまうと、せっかく最初につけたファンデーションが横に流れてしまい、結果的にカバー力をアップする事が出来ません。 - そして最後に、4で使ったスポンジの面で、ファンデーションがお肌に密着するように、お顔全体を軽くポンポンと押し付けして下さい。
これ守っていただけると、パウダーファンデーションでも、薄づきでエイジレス肌に近づきますよ。
パウダーファンデーションを選ぶポイント
パウダーファンデーションを選ぶ際のおすすめのポイントは2つ!
薄付き
自分に合った色選び
薄付き
まずは「薄付き」について、お話していきましょう。
「薄付き」のパウダーファンデーションは、ファンデーションの粒子が細かいという特徴があります。
一方、「カバー力」のあるパウダーファンデーションは「薄付き」のパウダーファンデーションと比べると粒子が粗い傾向にあります。
粒子が粗いファンデーションは、『1粒1粒の粒子が粗い=大きさがばらばら』ということ。
この大きさのばらばらなお粉をつけると、均等に伸びないので、ムラがでてしまいます。
そしてムラを無くす為に、更にファンデーション付けますよね。
で、結果的な厚塗りになります。
厚塗りになると、他人から老けて見られます。
そしてメイク崩れもしやすくなってしまいます。
いかがですか?悪循環ですよね?
この悪循環を防ぐには、「薄付き」のパウダーファンデーションを使う事です。
「薄付き」のパウダーファンデーションはお粉の粒子が細かいため、お肌に均等に伸び広がり、お肌に均一に密着してくれるのです。
その為、誰でも簡単にムラなく綺麗に仕上げることが出来るのです。
厚塗り感なく、ムラなく綺麗に仕上げられると、若々しく見えますよ。
しかもムラなく綺麗に仕上げることが出来たら、メイク崩れもしにくなるのです。
シミなど隠したい部分には、そこだけパウダーファンデーションで重ね塗りをすれば良いのです。
それでもカバー力が足りないと思う方は、コンシーラーを使いましょう。
とにかくパウダーファンデーション自体にカバー力を求める必要はありません。
自分に合った色選び
次に「自分に合った色選び」について。
このブログでも何度かお話させて頂いているのですが、日本人はファンデーションの色が合っていない方がとっても多いです。
みなさん、白すぎです。
日本は色白信仰…ですからね…
[色の白いは七難隠す]なんて、言葉もあるくらいですからね。
ただ、やはりお肌に合ってない色はおかしいですよ。
特に自分の肌色より白い色のファンデーションをつけていると…
自分の肌色より白い色のファンデーションをつけているお顔は、お顔だけ浮き出たように見え、不自然な仕上がりになります。
しかもお顔だけ浮き出た様に見えるので、お顔が大きく見えてしまいますよ。
また、あまりに白肌を演出していると老けても見えてしまいます。
暗いお肌よりも白肌の方が、お化粧をしてるって感じが強く見えるんですよね。
その為、厚塗りしてなくても、厚塗り感がでてしまうのです。
厚塗り感が出てしまうと、他人から老けて見られてしまうのです。
ファンデーションを塗る前に、日焼け止めや下地を使う方も少なくないと思います。
特に下地はお肌の色をトーンアップさせる効果のある下地を使う方が多いと思います。
こう考えると、ファンデーションはお肌の色よりも少し暗めの方が自然な仕上がりになるのです。
ちなみに、暗めの色のファンデーションの方がシミやクマを隠しやすいですよ。
なぜならファンデーションの色自体が白いファンデーションに比べてシミやクマの色に近いから。
また暗めのファンデーションの方が毛穴も目立ちにくいのです。
これも毛穴の色とファンデーションの色自体が近いから。
この様に、暗めのファンデーションのメリットって実は結構多いんですよ。
ここで、ご自身の首の色、そしてデコルテの色をチェックしてみて下さい。
ほとんどの方が、デコルテの方が少し暗い肌色をしていると思います。
首は焼けにくいのですが、デコルテはとっても焼けやすい部位なのです。
ですから、大抵の方が首よりもデコルテの方が暗い肌色をしています。
薄着になる時期は、ファンデーションの色を首の色に合わせると、デコルテの方が少し暗い肌色になってしまい、お顔が白塗りに見えてしまいます。
ですから、薄着になる時期は、ファンデーションの色は首の色よりもワントーン暗めにする事をオススメします。
要は、薄着になる時期は、ファンデーションの色はデコルテの色に合わせて下さいね!
ジメジメと蒸し暑い日本の夏、メイク崩れしやすいこの時期は是非パウダーファンデーションを使ってみて下さいね。
プロが勧めるパウダーファンデーション
私がオススメするパウダーファンデーションについては下記のブログをご覧下さい。
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ハリウッドセレブにも愛用者が多いこのファンデーション。
綺麗なお肌になりたい方、いくつになってもいつまでも美肌でいたい方にこそ使って頂きたいファンデーションです。
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下記でもご紹介していますが、『表参道地元話』のボン姉さんが、愛犬のボン君のYou Tube チャンネル『Bonn Channel』を作りました。
ボン君は日本には20頭もいないくらいのとっても珍しい犬種なんです。
とってもおしゃれな毛色のボン君はのほほ~んとして、とっても癒されます。
ボン君はもう高齢犬の部類に入るそうで、あと何年生きられるか分からないからこそ、ボン君との思い出をちゃんと残そうと決めたボン姉さん。
皆さん、是非、ボン君の余生を応援してあげて下さい。
ボン君のYou Tube チャンネル『Bonn Channel』のチャンネル登録をしてあげて下さい。
宜しくお願い致します。
1日でも長くこの『Bonn Channel』が続きます様に!
それと、良かったら、ボン君のインスタグラムも見てあげて下さい。
ボン君のインスタグラムbonn channel
皆さんのご協力を宜しくお願い致します。
本日は以上です。
こちらもよろしくお願いします!
最後までお読み頂き、有難うございました。
メイクアップアーティストの千佳でした。