こんにちは。
メイクアップアーティストの千佳です。
私の願いは
みんながもっとも~っと自分の顔を好きになって、もっとも~っと自分に自信を持って、もっとも~っと人生を楽しんで貰う事!
たった1度の人生。せっかく女性に生まれたのですから、メイクのパワーを最大限活かして下さい。
そのお手伝いが少しでも出来たら嬉しいです。
では本日は"フローレスなツヤ肌の作り方"をご紹介します。
フローレスなツヤ肌=完璧なツヤ肌
ナチュラルなツヤ肌とは違います。
こんな風な
シミや色ムラのない、毛穴も見えない、ピンとハリがあり若々しく健康的に見えるお肌を目指しましょう。
フローレスなツヤ肌の作り方
1、化粧水・乳液でお肌を整えたら、プライマーをお顔全体に塗ります。
☆やり方☆
指にプライマーをとり、お顔全体に塗って下さい。
お肌の凸凹部分は重ねづけをして下さい。
開いた毛穴には、下から毛穴に埋め込むイメージで押しづけして下さい。
☆説明☆
プライマーとはお肌の凹凸を埋めて、お肌の表面を滑らかにしてくれる商品です。
お肌の表面が滑らかになるので、ツルっとしたお肌に整えてくれます。
またファンデーションのノリがかなり良くなりますよ。
色々なブランドからプライマーはでていますが、
舞台用メイク、撮影用メイクのブランドさんのプライマーや外国のプライマーの方がいい仕事をしてくれますよ。
2、日焼け止めを塗ります。
☆やり方☆
日焼け止めをお顔全体に塗って下さい。
☆説明☆
お好みの日焼け止めで構いません。
お顔全体に塗り残しのないよう塗って下さい。
3、お顔全体的にくすみや頬の赤みが気になる方はコントロールカラーを塗って下さい。
(くすみや頬の赤みが気にならない方は塗らなくて構いません)
☆やり方☆
コントロールカラーを手の甲にだして指でよく混ぜ、中指にコントロールカラーをとり塗って下さい。
☆説明☆
●頬の赤みが気になる方はグリーンのコントロールカラーを気になる部分にのみ塗って下さい。
●お肌のくすみが気になる方でお肌の色が標準の方&黒い方はブルーのコントロールカラーをお顔全体に塗って下さい。
●お肌のくすみが気になる方でお肌の色が白い方はパープルのコントロールカラーを塗って下さい。
なお、上記の様なお肌の悩みがない方はコントロールカラーを使う必要がありません。
4、お肌の気になる部分にコンシーラーを塗ります。
☆やり方☆
コンシーラーブラシにコンシーラーをとり、気になる部分にポンとのせます。のせた個所の周囲を小指で優しくポンポンと軽く押し叩きながらお肌に馴染ませます。
決して伸ばさないで下さいね。
☆説明☆
コンシーラーはお好みのコンシーラーで構いません。
なお目の下のクマにはクマ専用の柔らかめのコンシーラーを、
シミなどの小さな箇所には固めのコンシーラーを使って下さいね。
目の下のクマにコンシーラーを使用する際はお肌の色より暗めの色をオススメします。
暗めの色の方がクマを隠す効果が高いです。
またコンシーラーとクマの色が馴染みやすいので、自然な仕上がりになります。
結構明るめの色のコンシーラーを使っている人が多いですよ。
クマに明るめの色のコンシーラーをのせるとグレーっぽくなり、逆にクマを目立たせてしまうのでお気を付け下さい。
5、ファンデーションを塗ります。
☆やり方☆
ファンデーションを手の甲にだして指でよく混ぜ、中指にファンデーションをとり、
お顔の額・鼻筋・両頬骨・顎の5箇所にファンデーションをのせて下さい。そして中指と薬指の腹を使って、ファンデーションをお顔の内側から外側にのばします。
小鼻周りは小指を使って、しっかりとファンデーションを塗ってください。
全体にのばしたら、笑った時に頬が高くなる部分と小鼻の部分を、下から指で毛穴にファンデーションを埋め込むような感じで、ポンポンと軽く押し付けして下さい。
手のひらを使って、お顔全体をギュッギュッと押して下さい。
これでファンデーションをお肌にギュッと密着させます。
スポンジでフェイスラインのみ顔の外に向かって伸ばします。
→この作業で首、耳、髪の生え際との境目をなじませ、自然に見せます。
ファンデーションを塗り終えたら、お顔全体にスポンジをポンポンと軽くたたくようにして、余分なファンデーションをスポンジに吸収させて取り除いていきます。
☆説明☆
おすすめのファンデーションはツヤがでるタイプで、パウダーファンデーション以外であれば、どのファンデーションでも構いません。
個人的にはオイルファンデーションがオススメです。
夏だとリキッドファンデーションがオススメです。
パウダーファンデーションはどんなにツヤがでるタイプとうたっていても使用しないで下さい。
パウダータイプなので、やはりそんなにツヤはでませんので。
ファンデーションを指でつけるのは、スポンジでつけるよりもしっかりとファンデーションをのせることができ、また密着しやすくなるためです。
6、ハイライトを入れます。
ここが1番重要です!
この工程でお顔に立体感を作ります。
☆やり方☆
●額の1番高いところ(眉間の上の部分)
●笑った時に頬の1番高いところ
●Cゾーン(頬骨の高いところ〜目の周りに沿った骨の部分)
●鼻筋
●顎先
の5箇所にハイライトを中指に取り塗ります。
次に
●目頭
●上唇の山の部分
の2箇所にハイライトをブラシにとり、ちょこんという感じでのせて下さい。
この時はあまりハイライトを伸ばし過ぎない様にして下さい。
☆説明☆
ハイライトのオススメはクリームタイプかスティックタイプです。
しっとりしたツヤツヤ感がでやすいからです。
また誰でも簡単に塗りやすいのも利点です。
重ねづけも簡単ですよ。
クリームタイプよりもスティックタイプの方がツヤ感がでやすいです。
以上の理由から、
私はスティックタイプをオススメしています。
ちなみにパウダータイプのハイライトもいいのですが、厚塗りに見える事が多いのでオススメしません。
リキッドタイプのハイライトは伸びが良いぶん、下のファンデーションまで伸ばしてしまい、結局お肌の上に必要なファンデーションとハイライトが残っていない方が多いので、オススメしません。
この工程ではシャドウを使わずにハイライトだけで立体感を作る事を意識して下さい。
私達、アジア人はお顔が平面的なので、
シャドウを使うとわざとらしくなる事が多いです。
元々メリハリがあるお顔にシャドウを入れるのは簡単ですが、平面的なお顔に自然なシャドウを入れるのって結構難しいのです。
下手をすると舞台メイクになってしまいますので、普段使いにはオススメしていません。
この工程は鏡に近づきすぎると上手くできませんのでご注意を!
鏡から一歩下がって、少し遠めから自分の顔を見ながらつけていくと、
自分の顔に立体感がでてくるのが分かりやすいので、上手につけることが出来ますよ。
7、フェイスパウダーをのせる。
☆やり方☆
目の下にのみ、パフでしっかりとフェイスパウダーをのせて下さい。
ほかの部分にはパウダーをのせないで下さい。
目の下にのみパウダーをのせたら、アイシャドウブラシで余分なパウダーを落として下さい。
☆説明☆
目の下以外にパウダーをのせないのは
せっかくツヤツヤに仕上げたのに、パウダーをのせたらツヤ感が損なわれてしまうからです。
目の下にのみパウダーをのせたのは、あとでするアイメイクが崩れない様にするためです。
ちなみに、まぶたなどはアイメイクでパウダータイプのアイシャドウを塗りますので、この時にベースカラーのパウダーアイシャドウをしっかりと塗ってフェイスパウダー代わりにします。
なお、アイシャドウは基本的にパウダータイプをお勧めします。
油分が少しでも入っているアイシャドウはアイメイクが崩れやすくなるからです。
パウダータイプのアイシャドウを使う事によって、アイメイクの持ちがグンと良くなりますよ。
少し遠めから自分のお顔を見てみて下さい。
お顔に色むらはありませんか?
お顔に立体感ができましたか?
ハイライトを入れた部分がツヤツヤとしていますか?
以上の3点が気にならなけらば、フローレスなツヤ肌メイクの完成です。
もしツヤが足りないようであれば、ここからいつでもハイライトを足してもらって構いません。
お肌に立体感がくっきりとでるように、しっかりはハイライトを使ってお顔の高い部分を目立たせて下さいね。
長々となってしまいました・・・要点をまとめておきおますね。
<まとめ>
●プライマーで毛穴や小じわを埋めて、お肌をツルっとさせる。
●オイルファンデーションを中指と薬指の腹でつけ、しっかりとお肌に密着させる。
●ハイライトをお顔の高い部分に指でつける。
●ハイライトを目頭と唇の山にブラシでちょこっとつける。
●ハイライトでお顔の高いところを目立たせ、お顔に立体感を作る。
●鏡に近付き過ぎない。少し遠めから自分の顔を見ながらハイライトをつける。
●フェイスパウダーは目の下だけ。
●最後に少し遠めから自分の顔をチェック、ハイライトが足りなければ足して下さい。
明日から”フローレスなツヤ肌”を目指してベースメイクに時間をかけてあげて下さいね。
そしてセレブな雰囲気を手に入れ、対人関係で優位にたち、思い通りの人生を手に入れましょう!
長々となりましたが、
最後までお読み頂き、有難うございました。
メイクアップアーティストの千佳でした。